下肢静脈瘤のレーザー治療に関する相談
レーザー治療にも種類があるのですか?
ダイオードレーザーとパルスヤグレーザーと呼ばれているレーザーによる治療があります。
ダイオードレーザーは高温(約1,000℃)での治療となり、血管に穴が開いたり、血管の周囲に炎症を起こしたりします。治療後、広い範囲に皮下出血が起こったり、強い痛みが出ることが多いため、すでに欧米では問題となっています。
パルスヤグレーザーは波長が長く血管の壁を変性し、収縮させる性質があります。名前のとおりパルス照射(一定感覚で断続的の照射)するため、治療部位が高温になりません。そのため血管とその周囲に炎症が起こらず、痛みや皮下出血が少ないという特徴を持っています。