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下肢静脈瘤の手術や治療に関する相談

手術や麻酔によって、合併症はあるのですか?(レーザーストリッピング)後遺症が残る可能性はありますか?

基本的に局所麻酔で行う血管内治療ですので、大きな合併症はありません。

局所麻酔による合併症(薬剤によるアレルギー反応)
治療の時に使う局所麻酔薬や静脈麻酔薬によるアレルギーの可能性があります。軽症では蕁麻疹や気分不快、重症だと血圧の低下、呼吸困難などの症状があらわれます。過去に薬や食べ物によるアレルギーを起こしたことがある方は治療前にお知らせください。特に大豆アレルギーのある方、歯医者さんで歯を抜く時に気分が悪くなった経験がある方は必ずお知らせ下さい。

治療による合併症(太ももの皮下出血、痛み、発赤)
治療をした太ももに皮下出血(青あざ)が起きることがあります。通常は2週間程度で消え、跡は残りません。また、治療した太ももが赤くなったり、治療後に歩いたときの違和感や突っ張り感を感じる時があります。これらも通常は2週間程度で自然に良くなります。

深部静脈血栓症・肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群・ロングフライト症候群)
深部静脈血栓症とは足の深いところにある静脈に血のかたまり(血栓)ができ、血栓が静脈の中を移動して肺の血管に詰まってしまう病気です。そのため呼吸困難を起こしたり、最悪の場合は死亡することもあります。レーザーストリッピング治療に限らず、従来の硬化療法高位結紮術ストリッピング手術などの他の静脈瘤の治療でも、深部静脈血栓症の危険性があります。レーザーストリッピング治療で、深部静脈血栓症の起きる可能性が他の治療に比べ特別に高いということではありません。

皮膚の色素沈着
治療する静脈が浅く皮膚に近い場合(特に男性の方)、治療後に静脈に沿って茶褐色の色がつく場合があります。この色は1〜2年かけて徐々に薄くなりますが、最終的に色が残る場合があります。

神経障害
治療を行う静脈のそばに神経が走っていることがあり、レーザーの熱や静脈を持ち上げる時に神経が傷つくことがあります。神経が傷つくと膝の下の部分に触ってもしびれていて感じにくい場所ができます。しびれが残る場合があります。運動神経ではありませんので脚が動かなくなることはありません。

その他、ごくまれな合併症
皮膚のやけど、傷の感染、大腿動静脈の損傷、動静脈瘻、壊死性筋膜炎
これらの合併症が全て起こるわけではありません。レーザーストリッピング治療は基本的に日帰り治療に適した安全な治療です。

その他の下肢静脈瘤の手術や治療に関する相談

弾性ストッキングを履いていますが、いつまで履き続ければよいのでしょうか? 弾性ストッキングは、毎日履いた方が良いですか? 弾性ストッキングがいいと聞きました。どんな症状の静脈瘤に聞くのですか?弾力性ストッキングには、どんな種類があるのですか? 以前に硬化療法を受けた事がありますが、レーザーストリッピング治療を受ける事ができますか? 下肢静脈瘤を治す薬はないのですか? 血管がなくなることで、血液の流れが悪くなったり、身体に悪い影響が出たりしませんか? 男のお医者さんに足を見てもらうのはやはり恥ずかしくて・・・女医さんのいる病院を教えてください。 手術方法についての相談はできるのですか?
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